1905年頃に完成した3楽章構成のピアノ曲、モーリス・ラヴェルの「ソナチネ」。第3楽章「Animé(アニメ)」は、そのフィナーレにあたり、流れるような分散和音と多彩な和声を通じて、ピアノという楽器の透明感と輝きが存分に引き出されています。ソナタ形式に基づきながら、透明感ある響きと色彩感が全体を支配しています。和声の移ろいに合わせて音色を繊細に変化させると、ラヴェルらしい印象派的な響きが際立ちます。また、一音一音を独立して弾くのではなく、小節全体やフレーズ全体で響きをイメージすると、より自然に色彩豊かな表現につながります。
曲名 | ソナチネ 第3楽章 生き生きと |
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英語タイトル | Sonatine Mov.3 Anime |
演奏形態 | |
作曲 | M.Ravel |
難易度 | 上級 |
対応鍵盤数 | 88鍵 |
ページ数 | 10ページ |
配信開始日 | 2025年9月2日 |
アレンジ | HIBIKI Music Supply |