美しいだけではない複雑な感情が旋律に乗り、私たちの心をつかむショパン「バラード第1番」。情熱・哀しみ・希望が次々と心の奥深くに語りかけてきます。導入は、間の取り方にこだわると、淡々とした印象にならず、旋律の美しさが際立ちます。中盤からは、左手と右手がやさしく会話するような場面に。終盤、嵐のような展開から一気に駆け抜ける部分は、指先に力を込めすぎず音の粒立ちを保つことで、情熱的で美しい締めくくりになります。普段は表に出しづらいさまざまな感情をこっそり表に出せる1曲かもしれませんね。
曲名 | バラード 第1番 ト短調 |
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英語タイトル | Ballade No.1 in G minor |
演奏形態 | |
作曲 | F.Chopin |
難易度 | 上級 |
対応鍵盤数 | 88鍵 |
ページ数 | 15ページ |
配信開始日 | 2025年6月3日 |
アレンジ | 岡田幸世 |